眼鏡と身体の不調との関係
眼鏡と身体の不調との関係
『しんどい眼鏡は、眼鏡じゃない!』
日常の中で「なんとなくしんどい」「理由はわからないのに不調が続く」
そんなお悩みを抱えている方は少なくありません。
そのような方の中には、
視機能の特徴(眼の状態)が関係している可能性が
これまでの研究や臨床経験から見えてきています。
タテヤマ眼鏡店では、
店主自身が学会論文を執筆しながら
“視機能と身体の不調の関係”をテーマに研究を行い、
その知見を検査や眼鏡作製に活かしています。
【はじめに】
「頭痛」「めまい」「肩こり(首が痛い)」
「眩しい(光が気になる)」「乗り物酔い」など
病院では“異常なし”と言われるにもかかわらず続く不調には、
身体ではなく“視機能の特徴(目の状態)”が関係している場合があります。
当店では、こうした可能性を踏まえて
視機能の詳細な検査を行い、丁寧に状態を確認しています。
【なぜ“身体の不調”と“眼鏡”が関係するのか】
視覚は、五感の中でも最も情報量が多く、全身と密接に結びついています。
特に次のような機能は自律神経との関係が強く、身体の状態と深く関わることがあります。
●両眼視(両眼を揃えて使う機能)
左右の目の動きがわずかに合わない(ズレる)だけで、
頭痛・疲労・酔いやすさにつながることがあります。
●AC/A比(調節と輻湊のバランス)
近くを見るとき、ピント合わせ(調節)と眼球運動(輻湊)が同時に働きます。
このバランスは、人によってその程度が異なります。
●調節刺激の強さ
近くを見るとき「ピント合わせ(調節)の負担」が、個々の視機能に対して強すぎると、
肩こり・めまい・頭痛・疲労感などを引き起こすケースがあります。
当店ではこうした“視機能の特徴”を詳細に検査し、
症状との関連を丁寧に確認しています。
【店主が行なっている研究・学会論文】
タテヤマ眼鏡店の店主(健山一)は、以下のテーマで複数の学会論文を執筆・発表しています。
●乗り物酔いと視機能の関係
●羞明(眩しさ)と屈折補正の関係
●身体の不調と視機能の特徴
●屈折補正不良と身体症状の関係
●調節刺激と眼球運動の負担
こうした研究の中で、
特定の視機能の特徴を持つ方に、不調が出やすい傾向がある
ことが明らかになってきました。
研究で得た知見は、
当店の検査や眼鏡作製に反映しています。
【検査と眼鏡作製で大切にしていること】
1.丁寧な問診
症状が出る場面、生活環境、見え方の特徴など詳しくうかがいます。
2.精密な視機能検査
一般的な度数合わせだけではなく、
両眼視・AC/A比・近見時の負担など詳しく確認します。
3.現実の生活で楽に使える眼鏡への調整
研究で得た知見を活かし、
身体の負担が少ない状態を目指して眼鏡を整えます。
4.アフターフォロー
検査時や使い始めは良くても、生活や使い方で調整が必要になることがあります。
気になる点があればいつでもご相談ください。
【このページをご覧の方へ】
身体の不調が“眼鏡”で治るということではありません。
しかし、不調の一部に視機能が関係している人が存在するのは事実です。
「病院では異常なしと言われた」
「原因がわからない」
「もしかしたら目の使い方が関係している?」と感じる
このような方は、一度気軽にご相談ください。
タテヤマ眼鏡店は
“視機能と身体の不調の関係”を研究する眼鏡店として、
丁寧にお話をうかがい、できる限りの検査・確認を行います。
【関連ページ】
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【店主執筆論文】
*「乗り物酔いにおける視機能の実態調査にもとづく屈折補正が及ぼす身体への影響とその利用法の考察」
*「眼鏡店での度付きサングラス購入者の実態調査からみる視機能における羞明への影響の考察」
*「視機能および屈折補正不良が身体に及ぼす影響の考察」〜屈折補正においてHeterophoria法によるAC/A比測定の重要性〜
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元大工職人の店主と、眼科勤務歴20数年の妻(ともに眼鏡作製技能士1級)が、のんびり穏やかに営む眼鏡店です。
眼鏡が好きになるお手伝いを少しでもできればと日々考えております。
